ガンダムファンなら誰もが知ってる「ザク」。

でも・・・実際色々なザクがいすぎてよくわからん。

でも今更聞けない・・・。


そんな人のためにガンダムシリーズのザクを説明します!!
ちなみに殆どがwikiからの引用なのは許してね!



ザクを最初に開発したのはジオン公国でした。(ちなみにガンダムファーストは宇宙世紀0079年のお話)

宇宙世紀0070年代、ミノフスキー粒子の実用化に成功したジオン公国は、ミノフスキー粒子を散布した状況の下(電波通信などが一切使えなくなり、レーダーや長距離精密誘導を行う兵器も一切使用不可能となる)でも有効な白兵戦用兵器の開発に着手した。
ただし、当初は表向きを「宇宙での作業用人型機械」という名目で開発していた。しかしその実体は来るべき地球連邦政府との全面戦争で、連邦政府に対し30分の1以下という国力差のある状況を有利に展開させる為の兵器であった。


そして宇宙世紀0073年、新型の兵器第1号機が完成し、MS-01という型式番号とモビルスーツ (MS) と呼ばれる名称を与えられた。これがザクの原型機である。その後幾度かの改良を経て初の制式量産型MSザクI、そしてこれを改良したザクⅡが誕生する。その後、一年戦争の開戦時にはザクはそれまでの戦争の概念を大転換させ、ジオン公国の圧倒的な攻勢を支えた。ザクIは既に2線級の機体として主に後方で、ザクⅡが主力として大量に量産され最前線に配属されていった。


後に地球連邦軍もMSを開発、MSの性能競争が激化する中、次第にザク自体が旧式化していく。だが、一年戦争末期においては新型機の数が不足したり、コクピットでの操作などに関する機種転換訓練のための時間がなかったりしたことから、結局終戦までザクは最前線で、または後方などで使い続けられ、戦い続ける事となった。


ということで、宇宙世紀0070年代に来るべき戦争のためジオン公国で作られたザク。
そしてそれは、1作目『機動戦士ガンダム』において、一般的なザクの他にシャア・アズナブルが使用した赤い機体や旧式と呼ばれた機体として登場した。



これらはそれぞれ「ザク」「シャア専用ザク」「旧ザク」と呼ばた。
それぞれ「MS-06」「MS-06S」「MS-05」の型式番号が与えられる。そして後に、MS-05は「ザク(便宜上ザクIと呼称)」、MS-06は「ザク Ⅱ」という名称が与えられた。

(一般的に「ザク」と言う場合は、ザクⅡを指す場合が多い)



つまり
ザク=ザクⅡ=「MS-06」

シャア専用ザク=「MS-06S」

旧ザク=ザクⅠ=「MS-05」

(旧ザクは、初期導入の「MS-05A」と改良した「MS-05B」や「MS-05S」「MS-05Q」などがある)


がガンダムファーストにおける「ザク」


1作目の外伝にあたる『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』において、改良型のMS-06FZ「ザクⅡ改」が登場している。また『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』においては、連邦軍に鹵獲されたMS-06F2「ザクⅡ F2型」が使用されていたり、デラーズ・フリートでもF2型が第一線で運用されている。


ここで

ザクⅡ改=「MS-06FZ」
ザクⅡF2型=「MS-06F2」

が登場。初めてザクができてから、およそ10年である。


古い順に詳しく説明をしていくと・・・。

旧ザク(ザクⅠ)に関して。

ジオン公国のジオニック社が作成。開発した試作機 (MS-04) を大幅に改良、量産化を見据えて装備類を簡略化したYMS-05 ザクである。これが旧ザクのプロトタイプ。

旧ザクは
宇宙世紀0074年2月に試作機が完成、
宇宙世紀0075年7月に量産化が決定し
宇宙世紀0075年8月には1号機がロールアウト。
宇宙世紀0075年11月には初期生産型 (MS-05A) 27機によって教導大隊が編成。

グラナダに配備され、開戦に向けての搭乗員育成や戦技研究、各種試験が行われ、MSという兵器体系を確立した。このデータを基にコクピット、装甲の材質・形状などの一部改良を施され、MS-05Bとして本格的な量産化が行われ、総生産数は793機に及んだ。

しかし機体各部の動力パイプを全て装甲内へと内蔵したことやジェネレーター出力の低さから十分な運動性能を発揮することができず、軍、特にキシリア・ザビはこの機体の性能と生産性をより向上させたタイプの開発を要求する。

その結果、出力向上と冷却装置の強化、それに伴い性能全般が向上したMS-06 ザクⅡが完成、この機体と区別するためMS-05はザクIと呼ばれるようになった。

(ちなみにザクⅠには、この量産型の他に、ランバラル専用機、黒い三連星専用機、ノリス少佐機などがある。)


そしてザクⅡに関して。

上記のようにザクⅠの欠点を改良して作ったのがザクⅡ(MS-06)である。
一年戦争の序盤戦において大艦巨砲主義を引きずる連邦軍に壊滅的な打撃を与え、ジオン軍の快進撃の立役者となり、宇宙世紀の戦争におけるMSの優位性を決定づけた機体である。

この機体は汎用性が高く、オプション武器・装備も多彩で、様々な作戦環境に合わせてカスタマイズされた機体のバリエーションも多く作られている。

その優れた設計と絶大な戦果によって後のMSに多大な影響を与えた。特に機動性を重視した設計や、固定兵装を持たず様々なオプション装備で汎用性を確保する等のコンセプトは後のMSのスタンダードとして定着してゆくこととなる。また、人型の兵器による白兵戦が宇宙世紀の戦争形態となることを決定付けた機種でもある。

戦争序盤は連邦軍を圧倒したザク系列だったが、後に連邦軍がガンダムとその廉価版であるジムを開発して実戦投入すると旧式化が否めなくなり、戦争終盤では連邦のMSに圧倒されるようになってしまった。また、開戦時にブリティッシュ作戦に従軍した本機の部隊は、長時間の冷却剤タンクを背負っての作業にあたって次々と連邦軍に撃墜され、優秀なパイロットを同時に多数失うこととなった。



そしてこのザクⅡ、種類が本当に多い。大きく分けても17種類ぐらい。細かく分けると60種類ぐらいある。
有名どころだけの列挙になるが


MS-P06 試作型ザクⅡ
MS-06A 先行量産型ザクⅡ
MS-06C 初期量産型ザクⅡ
MS-06F 量産型ザクⅡ
MS-06FS 指揮官用量産型ザクⅡ(ガルマ・ザビ専用機)
MS-06F-2 後期量産型ザクⅡ
MS-06FZ 最終生産型ザクⅡ(ザクⅡ改)
MS-06S 指揮官用ザクⅡ(シャア専用ザク)
MS-06J 陸戦型ザクⅡ

こんな感じよ。
汎用性が高く、改良もできたから場面や階級に応じたカスタマイズをしていたということです。

ひとつひとつのザクⅡにエピソードやドラマがあるのですが・・・。それも書きはじめるとキリがないのでここら辺にしておきます。



 HGUC 1/144 MS-05B ザクI
HGUC 1/144 MS-05B ザクI
HGUC 1/144 MS-05B ザクI 黒い三連星仕様 (MSV)
HGUC 1/144 MS-05B ザクI 黒い三連星仕様
HGUC 1/144 MS-06 量産型ザク (機動戦士ガンダム)
HGUC 1/144 MS-06 量産型ザク
RG 1/144 MS-06S シャア・アズナブル専用 ザクII (機動戦士ガンダム)
RG 1/144 MS-06S シャア・アズナブル専用 ザクII
HGUC 1/144 MS-06F-2 ザクII F2型 ジオン軍仕様 (機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)
HGUC 1/144 MS-06F-2 ザクII F2型 ジオン軍仕様




ガンダムシリーズ ブログランキングへ