柔道の西山が銅=石川、メダル成らず〔五輪〕

(時事通信)2012/8/2 1:51

 【ロンドン時事】ロンドン五輪第6日は1日、柔道が行われ、男子90キロ級の西山将士(新日鉄)が3位決定戦で勝ち、銅メダルを獲得した。女子70キロ 級の田知本遥(東海大)は準々決勝、敗者復活戦で敗れた。

西山「全部勝ちたいので、負けて悔しい思いでいっぱいです」=男子柔道

(スポーツナビ)2012/8/2 1:54

 ロンドン五輪男子柔道90キロ級が1日(現地時間)に行われ、西山将士(新日鉄)は準々決勝で敗れまわった3位決定戦でキリル・デニソフ(ロシア)を破り、銅メダルを獲得した。

 以下は西山の3位決定戦後のコメント

「今は悔しい思いでいっぱいです。(準々決勝の判定は)最初は一本だと思ったが、先に有効をとられ、その後技ありをとられてしまった自分が悪いですし、もう終わったことなのでどうしようもないです。

 五輪は思ったよりも緊張して、僕もまだまだだなと思いました。ちょっと弱さが見えました。

 敗者復活戦で気持ちを切り替えられたかどうかはわからないんですが、井上(康生)コーチから「半端(な気持ち)でやったら絶対後悔するからな」と言われて、試合時間終わるまで動きまわりました。
 判定の瞬間は何も考えていませんでした。メダルは目に浮かばないで、なんとかして投げよう、この状況をブチ破ろうと思っていました。
 敗者復活戦でカッコつけてポロッと負けるのがダサいと思うので、どっちにしてもダサいんですが。ブサイクな試合ですがなんとか(勝てました)

(自分の力)はこんなものだと思います。悔しいですが。
(ここまで男子柔道金メダルなしで)自分が金メダルをとるという気持ちもあったんですが、俺は俺で勝手に金メダルを絶対にとるという個人的な気持ちが強く、ブレずにいけるというふうに何カ月も前から決めて練習、合宿に臨んでいました。

(世界王者のイリアス・イリアディス=ギリシャが負けて意識は?)自分は(トーナメントの)反対の山は意識しないので、1試合1試合に集中して臨んでいました。

 他のスポーツ選手は「負けたら申し訳ない」「出しきれたら悔いがない」って言う人もいるんですが、僕はひねくれていて、結果をいつも出して、全部出る試合は勝ちたいんです。難しいことは分かっているんですが。負けたら悔しいんです。

(この場所にもう一度立ちたいか?)特に今は何も考えていません。よく分かりません。
(自分にとって五輪は)いい勉強になりました」


日本人メダリストの横顔=西山将士〔五輪・柔道〕


 西山 将士(にしやま・まさし=柔道男子90キロ級)国士舘大出。新日鉄入り後に100キロ級から転向。10、11年グランドスラム東京優勝。12年マ スターズ大会優勝。講道館杯は昨年まで4連覇。世界選手権出場経験はなし。得意技は大外刈り。世界ランキング3位。178センチ。27歳。山口県出身。 (時事)