新機動戦記ガンダムW

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1     少女が見た流星                       (動画はこちらから)

2     死神と呼ばれるG(ガンダム)       (動画はこちらから)

3     ガンダム5機確認             (動画はこちらから)

4     悪夢のビクトリア            (動画はこちらから)

5     リリーナの秘密             (動画はこちらから)

6     パーティー・ナイト        (動画はこちらから)

7     流血へのシナリオ      (動画はこちらから)

8     トレーズ暗殺            (動画はこちらから)

9     亡国の肖像        (動画はこちらから)

10     ヒイロ閃光に散る     (動画はこちらから)




11     幸福の行方       (動画はこちらから)

12     迷える戦士達       (動画はこちらから)

13     キャスリンの涙          (動画はこちらから)

14     01爆破指令       (動画はこちらから)

15     決戦の場所南極へ     (動画はこちらから)

16     悲しき決戦          (動画はこちらから)

17     裏切りの遠き故郷     (動画はこちらから)

18     トールギス破壊     (動画はこちらから)

19     バルジ強襲    (動画はこちらから)

20     潜入、月面基地     (動画はこちらから)




21     悲しみのカトル     (動画はこちらから)

22     独立を巡る戦い    (動画はこちらから)

23     死神に戻るデュオ          (動画はこちらから)

24     ゼロと呼ばれたG(ガンダム)    (動画はこちらから)

25     カトルVSヒイロ       (動画はこちらから)

26     燃えつきない流星     (動画はこちらから)

27     勝利と敗北の軌跡      (動画はこちらから)

28     すれ違う運命     (動画はこちらから)

29     戦場のヒロイン         (動画はこちらから)

30     リリーナとの再会     (動画はこちらから)

31     ガラスの王国(サンクキングダム)           (動画はこちらから)   

32     死神とゼロの対決     (動画はこちらから)

33     孤独な戦場     (動画はこちらから)

34     その名はエピオン          (動画はこちらから)

35     ウーフェイ再び     (動画はこちらから)

36     王国(サンクキングダム)崩壊     (動画はこちらから)

37     ゼロVSエピオン               (動画はこちらから)

38     女王(クイーン)リリーナ誕生     (動画はこちらから)

39     トロワ戦場へ帰る          (動画はこちらから)

40     新たなる指導者     (動画はこちらから)

41     バルジ攻防戦     (動画はこちらから)

42     リーブラ発進               (動画はこちらから)

43     地上を撃つ巨光(オーロラ)     (動画はこちらから)

44     出撃Gチーム    (動画はこちらから)

45     決戦の予感     (動画はこちらから)

46     ミリアルドの決断               (動画はこちらから)

47     激突する宇宙     (動画はこちらから)

48     混迷への出撃         (動画はこちらから)

49     最後の勝利者          (動画はこちらから)







WIKIより解説

 作品解説

前作『機動武闘伝Gガンダム』の人気の中心が低年齢層であったのに対し、本作ではガンダムのパイロットを始めとする主要キャラクター全員を美少年に設定、女性を対象としたメディア展開を行うなどし、結果的に多くの女性ファンを獲得した。バンダイビジュアルの運営するブロードバンドコンテンツにおいて、本作品は「アニメ・ロボット・美少年」のカテゴリージャンルに配されている。しかしシリーズ構成の隅沢克之によると元々女性ファンの獲得を意識して制作したわけではなかったという。平成ガンダムと呼ばれる作品の中でも人気が高い作品のひとつであり、翌年にはOVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』が発売、劇場版の公開など多数のメディア展開へと発展した。

大河原邦男によると本作も前作同様、世界各国をイメージした5機のガンダムが登場する。各国のイメージはバンダイにより指示されており、それぞれ日本、西洋、中東、アメリカ、中国とされているが、前作よりも各国のイメージは抽象化している。隅沢によれば、前作では5機のガンダムパイロットがいたものの主人公は一人だったが、本作では5人全員が主人公役扱いになっている。

他のガンダムシリーズ同様、物語の主軸は戦争であるが、その中でも本作では特に戦略や人間性についての様々なジレンマが描かれている。また、古今東西の軍人、思想家の思想や言葉が多数引用されているのも本作の特徴の一つ。また、女性キャラクターについて、あの頃よくあったロリキャラは好きじゃなかった」と述べ。それまでのロボットものにある、添え物のような女性キャラではない、自立した女性を意識してキャラクター作りをしたという。

監督は池田成、キャラクターデザインは村瀬修功が担当した。しかし、半年ほど経った時点で池田が監督を辞任する事態となり、『黄金勇者ゴルドラン』の監督だった高松信司が同作と同時進行で番組後半を担当した。隅沢によると前作がガンダムファンに不評だったために、本作は当初『ファースト』から『Vガンダム』までのガンダムの再現を目指したものだった。しかし、10話が放映される頃には池田成が、当初の案をすっかり忘れてストーリーを展開。池田が辞めた後に、隅沢が「池田さんがやりたかったであろう内容」として、当初の案を復活させて物語を構築した。このため後半は従来のガンダムに近いものになっている。また主役機は5機のガンダムだが主人公達の機体の乗り換えが他のガンダム作品と比べても多く本作の特徴の一つと言える。



 物語

宇宙開発が始まった年をアフターコロニー(A.C.)歴1年と定め、人類は宇宙コロニーの開発を始めた。しかし地上・宇宙での紛争や様々な疾病、技術的な問題もあり、L1にてコロニーが初めて完成するまで100年を要した。地上の紛争は収まらず、宇宙ではコロニーが武力を背景とした地球圏統一連合に従属する形での支配が続いた。

A.C.165年、コロニーの住民は連合に常に反発を抱いており、この問題を調停するための機関はヒイロ・ユイを代表に選出した。彼は非暴力・非武装の主義をコロニーや地上の各国に説いてまわり、賛同者が多数に上るもA.C.175年に暗殺される。彼の死によりコロニー側は混乱、連合は治安維持のためスペシャルズ(後のOZ)を各地に派遣。その後、サンクキングダムらの完全平和主義提唱も連合の武力によって壊滅させられてしまった。

A.C.195年、地球圏統一連合の支配に反目する一部のコロニー居住者による地下組織が「オペレーション・メテオ」を発動させる。それは流星に偽装した5機のモビルスーツ(MS)「ガンダム」をパイロットと共に地球に降下させ、統一連合およびその中に姿を隠す秘密組織OZに対して、破壊活動を行うことが目的であった。しかしこの作戦は事前に「M作戦」の名で連合及びOZに察知されていた。このため工作員の一人ヒイロ・ユイの乗機は地球への降下中に、ゼクス・マーキス搭乗のOZの攻撃輸送機との遭遇戦で墜落、その後リリーナ・ドーリアンと出会うこととなる。そして互いを知らぬまま地球に降下した他の工作員たち、デュオ・マックスウェル、トロワ・バートン、カトル・ラバーバ・ウィナー、張五飛も、ガンダムパイロット同士や様々な人間と出会い、時代を動かしていくこととなる。

5機のガンダムとそのパイロットの突出した能力による破壊活動は、戦術的にはOZに大きなダメージを与え、ガンダムの威力を連合やOZの間に轟かせた。しかし組織力の違いは明らかで、徐々に彼らは追い詰められていく。情報戦に長けたOZは彼らを逆に泳がせ、偽情報を流し連合内の軍縮論者達を一掃させ、自分達の連合に対するクーデター「オペレーション・デイブレイク」の手駒として利用する。またOZにコロニーを盾に取られた時、彼らガンダムパイロット達は成す術もなく退き下がるしかなく、特にガンダムは渡せないというコロニーの意思に従ったヒイロは、乗機を自爆させるに至った。

後にトロワが語ったように「感情の激しい一部の者達の行動」、すなわちテロリズムであるオペレーション・メテオは、最初から戦略的に敗北する運命にあった。またコロニー全体を戦争に巻き込まぬように、あくまで一部の者達の暴走という建前であったため、宇宙に進出するOZと手を結んだコロニー政府は、ガンダムパイロット達を切り捨て、抹殺対象とした。更にコロニーは、ヒイロたちの願いとは裏腹に軍備増強と戦争の道へと走り、時代の流れはヒイロたちにとって逆境となっていく。そうした流れを受け入れられず、過酷な状況に直面したカトルは、全てを破壊したいという想いに囚われたが、トロワの命を賭けた行動によってそこから抜け出し、「パイロット独りが暴走しても何も変わらない」という事に気づいていく。

やがて軍備を拡大したOZ宇宙軍の中に潜んでいた反地球のコロニー組織が蜂起し、「ホワイトファング」としてその司令官となったミリアルド・ピースクラフト(ゼクス)のもと、真のオペレーション・メテオを起こそうとする。A.C.195年に実行されるはずだった実際のオペレーション・メテオとは、大型のコロニー(x-18999)を地球に落下させ、これによって混乱した地球を5機のガンダムで制圧するというものであった。

しかし、ガンダムを設計したドクターJをはじめとする5人の科学者はそれに反対して指令内容を変更し、ガンダムパイロット達はそれぞれの理由から「大量虐殺の英雄」となる事を拒否する。真のオペレーション・メテオを推進するカーンズは、科学者が指令内容を変更しなければ「人類の覚醒」がもっと早く起きていたと語るが、「人類をもう少し買いかぶっている」科学者達は再びその作戦の邪魔をし、地球に落下する巨大戦艦リーブラの軌道を変える。そして様々な流れを経て、時代全体を見極められるようになった5人のガンダムパイロット達も、地球と宇宙の戦乱に終止符を打つ役割を担うようになり、最後のリーブラの破片を射つヒイロの一撃が、戦争の歴史に一旦の幕を引いた。